理系系ニュースでタグ「国民的コンセンサス」が付けられているもの

出典:

Nikkei ONLINE(2008年2月11日 付)

記事:

細菌の全遺伝子を化学合成することに米国のJ・クレイグ・ベンター研究所(メリーランド州)が成功した。細胞などにこの遺伝子を入れれば分裂・増殖する「人工生命」を作れる可能性が高い。環境浄化に役立つ人工細菌などの開発につながると期待されるが、倫理的な議論も呼びそうだ。

25日に米科学誌サイエンス(電子版)に発表する。

化学的に合成したDNA(デオキシリボ核酸)の断片を遺伝子工学の技術でつなぎ合わせ、「マイコプラズマ」という細菌の一種の全遺伝子を作製した。「生命の設計図」である全遺伝子の合成が可能になったことで、人工生命の実現に向けた基本技術が出そろった。

コメント:

技術の進歩に対して国民的なコンセンサスが取れていないことが気になります。人工生命に対しての技術的なハードルは非常に低くなりつつあります。ただ、この技術の開発はすごいですね。